シリーズ「日本画を描く」
1.スケッチ
鉛筆や色鉛筆、水彩絵具などを使って、描きたいものをスケッチします。スケッチは描こうという気持ちで見つめることが大切です。見るだけではなく、その場の空気、匂い、音など五感全てで感じ、全身で楽しみながら描きましょう。
2.エスキースと下図
描きたい絵のイメージをしっかり固めるために、エスキースを描きます。イメージが固まったら、スケッチやエスキースを参考に下図を制作します。
3.膠
日本画では、岩絵具を膠で溶いて絵具を作ります。膠にもいろいろな種類があります。今回は膠の使い方をご紹介します。
4.用紙
日本画に使う用紙は、雲肌麻紙や白麻紙、鳥の子紙、楮紙など種類があります。ドーサ引きやパネル張りについてもご紹介します。
5.胡粉(ごふん)
日本画では貝殻から作られた白い絵具「胡粉」を使って、 多様な表現ができます。
今回は胡粉の練り方や技法を紹介します。
6.念紙
下図を制作用紙に転写するための「念紙(ねんし)」。カーボン紙を使うと油分が絵具をはじくため、コンテなどを使って念紙を作ります。
7.岩絵具
岩絵具は、天然もしくは人工的につくられた岩石を細かく砕いて作られます。発色が美しいほか、盛り上げたり、重ねたり、さまざまな表現ができます。
以下の動画を順次アップする予定です。
8.刷毛や筆
9.墨と硯
10.箔と泥
11.マチエール
12.篆刻
13.落款
14.額縁
日本画教室
日本画教室のご紹介
上原美術館では毎月第2、第4火曜日に日本画教室を開催しています(3年間の継続受講が条件)。毎年1月~3月上旬に生徒を募集します。募集時期になりましたら、当館ウェブサイトに告知します。
動画でワークショップ『日本画ってなあに?』
ご自宅でも制作体験をお楽しみいただける動画コンテンツ『日本画ってなあに?』を作成しました。
上原美術館 日本画教室の講師・牧野伸英先生が日本画の描き方を分かり易く教えてくださいます。どうぞお楽しみください。