展覧会動画を公開しました 2020年11月16日2021年2月17日admin いまの展覧会の展覧会動画を公開しました。 仏教館 知られざる伊豆の仏教美術 近代館 四季の情景-上原コレクションを楽しむ 動画をご覧になりましたら、是非本物に会いにきてください。 今の展覧会>
上原美術館通信 No.11を発行しました 2020年11月15日2020年11月15日admin 上原美術館通信 No.11を発行しました。 詳細につきましては、上原美術館美術館通信ページをご覧ください。
牛島憲之≪夕月富士≫ 2020年9月24日2024年3月10日admin 動画による作品解説 https://www.youtube.com/watch?v=4JOYR-VwGo8 牛島憲之 夕月富士 1987(昭和62)年 油彩・カンヴァス 53.3×91.0cm 山中湖から見た富士山の夕暮れのひとときです。山上には月が昇り、湖をゆく一艘の小さな船は雄大な自然に暮らす人々の気配を感じさせます。 本作は牛島憲之が87歳のときに描いた作品です。それまで多くの画家が描いた「富士山だけは描くまい」と思っていた牛島ですが、別荘のある伊豆への往復の際に富士山を見て、その心は次第に変化していきます。「その美しさがだんだんと私の心の中に蓄積されていき、あるとき突然限界点に達したのでしょう、急に描きたくなったのです。私には私の富士があるはずだ、と。八五の時でした」。火山が生み出した富士の美しい姿は、人間の一生を超えて、人々の心に悠然と聳(そび)え立つかのようです。
【近代館】 四季の情景-上原コレクションを楽しむ 2020年9月23日2021年1月11日admin 本展では新収蔵・初公開となる鏑木清方《十一月の雨》を中心に、上原コレクションから日本画に描かれた四季の情景をご紹介いたします。 鏑木清方(1878-1972)は、江戸の文化が色濃く残る明治初め、東京神田に生まれました。新聞小説の挿絵画家としてスタートした清方は、そこで培った叙情的な表現で、多くの美人画や風俗画を描きました。 《十一月の雨》もまた、初冬の雨に濡れる下町の情景が表情豊かに描かれています。傘を差した女性は、荷車の花の鮮やかさに目を留めたのか、振り返って微笑んでいるようです。荷車の向こうでは焼芋屋が忙しそうに支度をして、あたりには甘い香りが立ちこめています。その隣家には絵草紙の下、男性が書物を読み耽っているようです。画面にはこうした人々の暮らしとともに、雨に潤んだ空気感が捉えられ、清方の愛した下町の情景が浮かび上がります。清方はこの作品について「焼芋屋の店も今では見かけなくなったが、銀杏の葉が黄いろく落ちる頃、灰色に時雨るゝ巷にたなびく煙、芋の焼けるにほひ、隣りの絵双紙屋と共に愛すべき明治の庶民に生活の悦びをあたへた忘れ難いものであった」と、振り返っています。 そのほか、初雪に微笑む女性を描いた上村松園《初雪》や、春霞に煙る山桜を篝火が照らし出す横山大観《夜桜》、ひなびた漁村の夏を爽やかに描いた竹内栖鳳《海濱小暑》などをご紹介いたします。 展覧会紹介動画
【仏教館】知られざる伊豆の仏教美術 2020年9月23日2021年1月11日admin 伊豆に今も伝わる仏教美術の中には、人知れず、伝えられてきたものが数多く眠っています。本展では、こうしたあまり知られていない文化財にスポットを当て、その魅力をご紹介いたします。伊豆の玄関口、熱海市の伊豆山は伊豆半島内の修験者の行場として、古くより信仰を集めてきました。その中腹に祀られる地蔵菩薩像が、今回、堂外初公開となります。また近世初期に戦乱を逃れ、伊東に落ちのびた武士がもたらした毘沙門天像や、伊豆南部地域の人々が願いを込めて書写した大般若経、今も涅槃会でのみ公開される江戸時代の涅槃図などを展示いたします。伊豆半島で育まれた豊饒な仏教美術の世界をご覧ください。 展覧会紹介動画
【近代館】であう、はじまる—画家たちの初期作品 【仏教館】伊豆 民間仏めぐり 2020年9月23日2025年4月13日admin 【近代館】であう、はじまる—画家たちの初期作品 【仏教館】伊豆 民間仏めぐり 開催期間: 2025年4月26日(土)~9月23日(火・祝) 開館時間: 9:30~16:30(入館は16:00まで) 休館日 : 展覧会会期中は無休 入館料 : 大人1,000円/学生500円/高校生以下無料 ※仏教館・近代館の共通券です ※団体10名以上10%割引 ※障がい者手帳をお持ちの方は半額 会場 : 上原美術館 近代館・仏教館 展覧会チラシ(PDF)
須田国太郎≪農村展望(小諸風景) 2020年9月17日2024年3月10日admin 動画による作品解説https://www.youtube.com/watch?v=eBbACixqy38 須田国太郎 農村展望(小諸風景) 1934(昭和9)年 油彩・カンヴァス 59.0×90.0cm みはるかす山々の向こうに夏の雲が湧き立ち、眼下には山影が広がります。影には緑や赤など色が重層的に塗られ、これらの色彩に気づくと山々が夏の光にいっそう輝くようです。 本作は須田国太郎が1934(昭和9)年夏、長野県小諸附近を訪ねたときに描かれました。小諸は北東に浅間山を抱える標高約600メートル以上の高地で、主に浅間山からの火砕流台地と、千曲川などによる洪積台地からなっています。火山と河川が長い年月をかけて生み出した雄大な風景を、須田はひとときの夏の光が織り成す明暗の対比で捉えています。遠くの山に見える家並みは、大地の中に生きる人々の生活を浮かび上がらせるかのようです。
上原コレクション名品選3 近代館 2020年8月16日2020年9月23日admin 仏教館 ~新収蔵・二天像と上原美術館のみほとけ~ 近代館 美しき大地―新収蔵・梅原龍三郎≪朝暉≫を中心に― 上原美術館コレクションの中から新収蔵となったものを中心にご紹介します。仏教館では平安時代に造られた二天像を初公開。仏法を守護するみほとけの静かで力強い表現がみどころです。近代館は雄大な美しい桜島を描いた梅原龍三郎≪朝暉≫を中心に、画家たちが描く大地をご紹介します。 美しき大地―新収蔵・梅原龍三郎≪朝暉≫を中心に―
上原コレクション名品選3 仏教館 2020年8月16日2020年9月23日admin 仏教館 ~新収蔵・二天像と上原美術館のみほとけ~ 近代館 美しき大地―新収蔵・梅原龍三郎≪朝暉≫を中心に― 上原美術館コレクションの中から新収蔵となったものを中心にご紹介します。仏教館では平安時代に造られた二天像を初公開。仏法を守護するみほとけの静かで力強い表現がみどころです。近代館は雄大な美しい桜島を描いた梅原龍三郎≪朝暉≫を中心に、画家たちが描く大地をご紹介します。 展覧会紹介動画 ~新収蔵・二天像と上原美術館のみほとけ~