上原コレクション名品選1

上原コレクション名品選1
2019年7月6日(土)~10月6日(日) 会期中無休

昨年度、新たに収蔵した薬師如来坐像。平安時代につくられたその優美な姿は独特の品格をたたえています。コレクション展では本像を詳しく紹介するほか、当館が所蔵する仏教美術や近代絵画をご覧いただけます。

「上原コレクション名品選1」紹介動画

薬師如来坐像 平安時代
薬師如来坐像 平安時代


岡鹿之助≪三色すみれ≫1966年、新収蔵初公開

伊豆市共同企画 伊豆をめぐる名画―横山大観、安田靫彦を中心に―

伊豆市共同企画 伊豆をめぐる名画―横山大観、安田靫彦を中心に―

2019年10月12日(土)~2020年1月13日(月・祝) 会期中無休
11月25日(月)・26日(火)は展示替えのため全館休館
【前期】2019年10月12日(土)~11月24日(日)
【後期】2019年11月27日(水)~2020年1月13日(月・祝)

伊豆という言葉は輝く海、険しい山、温泉、歴史、文学など、さまざまなイメージを思い起こさせます。川端康成は伊豆が「詩の国」、「歴史の縮図」、「南国の模型」、「海山のあらゆる風景の画廊」であると述べて、その魅力を語っています。こうした豊かな伊豆の自然と文化は、多くの日本画家たちをも惹きつけてきました。
明治41(1908)年、奈良で古賀を学ぶ安田靫彦は胸を病んで帰郷を余儀なくされます。そのとき、旅館を営む友人の相原沐芳の勧めにより伊豆・修善寺でせいようすることにしました。静養中に研究を重ねて自らの画風を見出した靫彦は、その後もたびたびこの地を訪ね、画家仲間の今村紫紅や小林古径、速水御舟らも集まるようになりました。
明治末、横山大観も夫人や自らの療養のため修善寺を訪れ、沐芳と交流するようになります。昭和5(1930)年には大観らの渡欧壮行会が修善寺で開かれるなど、その繋がりは長く続きました。
こうした交流から伊豆は名画が生まれる場所となり、多くの作品が残されることになりました。本展では伊豆市が所蔵する絵画を通じて、伊豆の魅力、そして日本画の魅力をご紹介します。

横山大観≪松竹遊禽≫大正元年頃、伊豆市蔵(後期展示)

 

横山大観≪神州第一峰≫昭和5年、伊豆市蔵(後期展示)
菱田春草≪秋郊帰牧≫明治42年、伊豆市蔵(後期展示)
速水御舟≪手向≫大正2年、伊豆市蔵(後期展示)
今村紫紅≪鴛鴦≫明治42年頃、伊豆市蔵(後期展示)

上原コレクション名品選2

上原コレクション名品展2

2020年1月18日(土)~4月12日(日) 会期中無休
2020年1月14日(火)~17日(金)は展示替えのため全館休館

今年度、新たにコレクションへ加わったアルベール・マルケ《ルーアンのセーヌ川》。灰色がかった穏やかな風景は上原コレクションの特徴をあらわしています。そのほか、印象派絵画から仏教美術まで、収蔵品のみどころをご紹介します。

アルベール・マルケ《ルーアンのセーヌ川》 1912年 新収蔵、当館初公開

特別展 伊豆半島仏像めぐり―伊豆13市町の仏たち―

特別展 伊豆半島仏像めぐり―伊豆13市町の仏たち―

2019 年4 月6 日(土)-6 月30 日(日)
※2019 年4 月1 日(月)-4月5 日(金)は展示替えのため全館休館

会場:仏教館

火山が生んだ大地を大小の河川や海が長い時をかけて刻み、複雑で美しい地形を作り上げた伊豆半島。変化に富む地形は、人々の多様な営みを生み、地域ごとに特色ある歴史を紡ぎ出してきました。
本展は、伊豆に存在する7つの市と6つの町からそれぞれ1点ずつ仏像を選び、展示いたします。時代は平安時代から江戸時代まで、大きさも選ばれた基準も様々ですが、それぞれ各地の人々の信仰を集め、守り伝えられてきた貴重な文化財です。13市町出身の個性的な仏像との出会いを通じて、伊豆の歴史と文化に触れ、その魅力を再発見していただければ幸いです。

「伊豆半島仏像めぐり―伊豆13市町の仏たち―」紹介動画

画家たちの旅―梅原龍三郎、牛島憲之、ルノワールが見た風景―

画家たちの旅―梅原龍三郎、牛島憲之、ルノワールが見た風景―

2019 年4 月6 日(土)-6 月30 日(日)
※2019 年4 月1 日(月)-4月5 日(金)は展示替えのため全館休館

会場:近代館

画家たちは旅をして、風景や人々と出会い、新しい絵画を生み出してきました。本展では、梅原龍三郎、牛島憲之から印象派の画家たちまで、旅からインスピレーションを得た絵画の数々をご紹介します。

「画家たちの旅―梅原龍三郎、牛島憲之、ルノワールが見た風景―」紹介動画

仏教館 リニューアル1周年記念 特別展 伊豆の平安仏―半島に花ひらいた仏教文化―

仏教館 リニューアル1周年記念 特別展 伊豆の平安仏―半島に花ひらいた仏教文化―

仏教館 リニューアル1周年記念 特別展 『伊豆の平安仏―半島に花ひらいた仏教文化―』

伊豆半島は、古来、海上交通の要でした。伊豆の港は船の出入りで栄え、航海の安全と、そこに生活する人々を守る仏像が安置され、今に伝えられています。一方、伊豆は景勝地としても知られています。山や滝、切り立つ断崖、洞穴、温泉は、神仏の霊威のあらわれ、神仏が鎮座する地と考えられ、寺院が建立されました。
上原美術館は35年に渡って伊豆の寺院や地域に伝わる仏教美術の調査を行ってきましたが、伊豆が仏教美術の宝庫であり、平安時代の仏像が多く伝えられていることを明らかにすることができました。本展では、調査によって見出された伊豆の平安時代の仏像の中から、十数体を厳選して展示します。展示される仏像には、数十年に一度のみ開帳される厳重な秘仏や、通常非公開の仏像、寺外初公開の仏像も含まれています。知られざる伊豆の平安仏の名像をご覧ください。

近代館 企画展『須田国太郎―上原コレクションから―』

近代館 企画展『須田国太郎―上原コレクションから―』

近代館 『須田国太郎―上原コレクションから―』

本展は当館で6年ぶりとなる須田国太郎(1891~1961)の回顧展です。須田作品は、上原コレクションの中心であり、国内でも有数の規模を誇っております。
京都生まれの洋画家・須田国太郎は、絵画の理論と実践を生涯探求した学究の徒であり、その壮大な視野から「東西絵画の綜合」の上に立つ、新しい絵画を追求した稀有な画家です。
本展では、須田が近代絵画の課題のひとつと考えていた「墨色(黒)」の扱いに注目します。《卓上静物(バラ)》では、墨色の濃淡や、下塗りの変化が、墨色の多彩な表現を生んでいます。そこには東洋の水墨画とは違う、油墨画ともいうべき表現が展開され、須田が挑んだ「東西
絵画の綜合」の一端を見ることができるでしょう。
展示では、須田の画風の展開を追いかけるように、留学時代の褐色表現、円熟期の透明感のある墨色。そして最晩年のより多彩な色彩と絵肌表現を、油彩画、版画、デッサン、墨絵などからご紹介いたします。

下田の古刹―太梅寺(たいばいじ)の寺宝

下田の古刹―太梅寺(たいばいじ)の寺宝

2018年12月15日(土)~2019年3月31日(日)

会場:仏教館

太梅寺は下田の山間に建つ歴史の古い寺院。平安時代に草庵が結ばれ、のちに曹洞宗の寺院として発展してきたと伝えられます。太梅寺には、戦国時代頃に書かれた伊豆最古の禅語録『寂用禅師語録』や、下田の地が戦国時代に戦場だったことを物語る「安国寺恵瓊奉制札」など、下田の歴史を知る上でも貴重な資料が遺されています。本展では、古文書のほか、南北朝時代に造られた地蔵菩薩坐像や、幕末に描かれた涅槃図などから、下田の歴史の一端を解き明かしていきます。

「下田の古刹―太梅寺(たいばいじ)の寺宝」紹介動画

春をおもう―東洋と西洋、それぞれの春―

春をおもう―東洋と西洋、それぞれの春―

2018年12月15日(土)~2019年3月31日(日)

会場:近代館

冷たい冬のさなか、慎ましやかに梅や椿が花開くと、雪に覆われた静寂な世界から、しだいに色彩が広がり、活気あふれる豊かな季節へと変化していきます。春へと季節が移りゆくさまを、画家たちは細やかにみつめ、多くの絵画に描いてきました。春のひとときが切り抜かれた情景には、画家たちそれぞれが抱く春へのおもいを感じることができます。
本展では上原コレクションより、横山大観、小林古径ら日本画家を中心に、印象派の画家たちや岡鹿之助らが描いた春の気配を感じる作品をご紹介します。東洋と西洋の絵画に隠された春の予感をお楽しみいただければ幸いです。

「春をおもう―東洋と西洋、それぞれの春―」紹介動画

美を旅する ―静岡県立美術館のコレクションとともに―

美を旅する

美しいものは人々を旅へといざないます。本展は、伊豆の平安仏から印象派や現代の絵画まで、上原美術館と静岡県立美術館の名品を旅するように巡る展覧会です。モネ《ルーアンのセーヌ川》、ゴーギャン《家畜番の女》、ロダンの彫刻など、静岡県立美術館が誇る名品が伊豆・下田に集まります。ジャンルを超えた美の世界を旅するようにお楽しみいただければ幸いです。

美を旅する チラシ展覧会チラシダウンロード

リニューアル記念Ⅱ
美を旅する
―静岡県立美術館のコレクションとともに―
開催期間: 2018年4月14日(土)〜5月20日(日)
※会期中無休
開館時間: 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 : 展覧会会期中は無休
入館料 ; 大人1,000円/学生500円/高校生以下無料 団体10名以上10%割引
障がい者手帳をお持ちの方は半額
教育活動を目的として高校生以下は無料となります
会場  : 上原美術館 近代館・仏教館