静岡県博物館協会シンポジウム「これからのミュージアムを考えよう」

当館が加盟する静岡県博物館協会は11月3日(火・祝)、シンポジウム「これからのミュージアムを考えよう」を以下の通り、youtubeにてウェブ配信します。文化を取り巻く環境が大きく変化する時代に、文化財の第一線で活躍する研究者・専門家が集まり、これからのミュージアムを考えます。ぜひご覧ください。

静岡県博物館協会 2020 年度事業
シンポジウム「これからのミュージアムを考えよう」

~ミュージアムの目的が変わってきているの?どうなっていくの?
ミュージアムの来し方行く末について、ミュージアムを愛するすべての人々に向けて、ふじのくに静岡から問いかける!~

■開催概要
演 題: 「これからのミュージアムを考えよう」
日 時: 2020 年 11 月 3 日(火 ・祝[文化の日]) 13 時から 16 時(予定)
登壇者: 森 道彦氏(京都国立博物館研究員)
中野慎之氏(文化庁文化財第一課絵画部門文部科学技官)
木下直之氏(当協会会長・静岡県立美術館館長)
進 行: 川口幸也氏(前立教大学文学部学芸員課程教授)
司 会: 椿原靖弘氏(県博協事業推進グループ・フェルケール博物館学芸部長)
協 力: NOKIOO(動画配信)
対 象: 静岡県博物館協加盟館園の関係者および一般(ミュージアムを愛するすべての人々)
形 式: コロナ対策のため無観客 ・YouTube で生配信
※YouTube ライブ URL https://youtu.be/-4G8wBUHo4Y
※静岡県博物館協会チャンネル URL
https://www.youtube.com/channel/UC4yQRaScLlqE25uT8gsmfQA
※協会ホームページ「 しずはく.net」(https://www.shizuhaku.net/)で配信 URL を公開、生配信終了後も一定期間配信予定

■主旨
「ミュージアム冬の時代」と言われて久しい 中、昨今はそれに加えて「観光立国」、そして「文化の振興を、観光の振興と地域の活性化 」につなげるという国家戦略1に突き上げられ、「稼げないミュージアムに存在意義はあるのか?」と問われています。そこに更に加えてこのコロナ禍で、ミュージアムも「新しい生活様式」の下でウィズコロナ時代を生き延びなければならない事態を迎えてしまいました。そこで、静岡県内のミュージアムで構成される静岡県博物館協会では、 これまでのミュージアムと文化財保護の来し方を振り返りながら、今後の行 く末を生き抜くための方策を見定める一助としたく、講演会を企画しました。

■見所
・第一線でミュージアムと 文化財保護行政に関わる講師による基調講演とパネルディスカッション制度や理念、関連する法律などの変遷を 紹介し、事例の紹介を交えながら 、ミュージアムをとりまく現状と課題を明らかにします。パネルディスカッションでは、これからのミュージアムのあるべき姿について、各講師の意見をうかがいます。

・協会初の YouTube での配信、シンポジウム用の公式 Twitter も開設ウィズコロナの時代に対応するため、私たち協会もこれまでの アナログな手法を見直し、デジタルによる発信を始めます。協会の加盟館職員だけでなく、どなたでもご覧いただくことができます。

・視聴者からの質問を受け付け
ライブ配信の基調講演中に、視聴者の皆様からの質問をチャット機能により受け付けます(投稿するためには、投稿者の YouTube アカウントが必要です)。それらの一部をパネルディスカッションで紹介し、パネリストがお答えします。

■当日の次第
≪開会≫ 13:00

≪基調講演≫
◎講演1  ― 13:10~13:40(30分)
「文化財保護と博物館・展覧会 ―近現代の京都を事例として」
森道彦氏(京都国立博物館研究員)

◎講演2 - 13:40~14:10(30分)
「学芸員と所有者・制度・専門家─京都府下の事例から 」
中野慎之氏(文化庁文化財第一課絵画部門 文部科学技官・前京都府教育委員会文化財保護課)

◎講演3 -  14:10~14:40(30分)
「博物館と美術館、それぞれの文化財保護」
木下直之氏(静岡県博物館協会会長・静岡県立美術館館長)
※質問締め切り14:40

≪休憩≫ 14:40~15:00(20分)

≪パネルディスカッション≫
15:00~16:00(60分)
「これからのミュージアムを考えよう」
司会・座長 川口幸也氏(前立教大学文学部学芸員課程教授)
パネリスト 木下直之氏・森道彦氏・中野慎之氏

≪閉会≫ 16:00

■静岡県博物館協会について
当協会は、博物館活動の充実発展をはかり、互いに情報交換し、協力して社会教育の健全な推進と文化の向上に寄与することを目的とし、昭和 44 年 6 月 27 日に発足しました。静岡県内の博物館やその類似施設の館や園、および賛助会員とから構成されています。公開講座、研修会など幅広い活動を行っています。
URL:https://www.shizuhaku.net/(しずはく.net)

 

以上

 

特別展『知られざる伊豆の仏教美術』が開幕しました

10月10日より、特別展『知られざる伊豆の仏教美術』、企画展『四季の情景』が開幕しました。
仏教館では、堂外初公開となる地蔵菩薩像(熱海市指定文化財)、毘沙門天像(伊東市指定文化財)など、通常みることのできない仏像が一同に展示されるほか、伊豆に伝わる涅槃図5点を展示いたします。
近代館では、新収蔵初公開となる鏑木清方≪十一月の雨≫をはじめ、横山大観、竹内栖鳳、小倉遊亀など、日本画がにみる四季の情景をご紹介しております。

 

東文研ハンズオン・セミナー『文化財写真入門』開催のお知らせ

東京文化財研究所 文化財の記録作成とデータベース化に関するハンズオン・セミナー
文化財写真入門―文化財の記録としての写真撮影実践講座

本セミナーは文化財の記録としての写真撮影について、静岡の博物館・美術館および自治体の文化財担当者を対象として、東京文化財研究所が主催するハンズオン形式の講習会(実習講座)です。デジタルカメラの基本的な取扱いや調査の事例紹介のほか、普段お使いのデジタルカメラをお持ちいただき、実際に仏像や絵画を撮影しながら、課題を共有・解決していきます。

【講座概要】
開催日時:2020年8月24日(月) 10時~17時(開場9:30)
開催場所:上原美術館 アトリエおよび近代館 会議室 〒413-0715静岡県下田市宇土金341
主  催:独立行政法人国立文化財機構 東京文化財研究所
後  援:静岡県博物館協会
協  力:公益財団法人上原美術館
募集人数:15名 (抽選/8月14日締切) ※参加無料
対  象:静岡県の博物館・美術館、自治体の文化財担当者
持ち物: デジタルカメラと三脚(コンパクトデジタルカメラ、スマートフォン可)
*普段、撮影に使用しているカメラで仏像や絵画を撮影して、疑問点や課題の解決を探ります。

【主な内容】
午前の部(10:00~12:00) ・城野誠治(東京文化財研究所) 「文化財写真で大切なこと」
午後の部(13:00~17:00) ・撮影実習 講師:城野誠治
*上原美術館所蔵の仏像や絵画を撮影し、普段の撮影業務で困っていること、
疑問点を共有し、解決方法を探ります。

【申込方法】
①お名前、②ご所属・職名、③電話番号、④メールアドレスを本文に記載の上、下記アドレスまでお申し込みください。8月17日頃に抽選結果をご報告します。

【申込先アドレス】
gakugei@uehara-museum.or.jp

【お問い合わせ】
公益財団法人 上原美術館
担当:齊藤陽介
〒413-0715 静岡県下田市宇土金341
Tel. 0558-28-1228
E-mail: gakugei@uehara-museum.or.jp

 

6月1日開館のお知らせ

【 開館のお知らせとお客様へのお願い 】

上原美術館では緊急事態宣言を受け、4月8日より臨時休館しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策が整い、また静岡県の緊急事態宣言が解除されたことから、6月1日より開館いたします。
再開におきましては、ご来館の皆様に以下の感染防止対策にご協力いただきたく、ご理解ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

<ご来館されるお客様へ>
― 受付場所・開館時間の変更について(暫定措置)
・受付場所を「仏教館」から「近代館」に変更いたします。
・開館時間は9:30~16:30(最終入館16:00)に変更いたします(消毒・清掃のため)。
― ご入館時のお願い
・マスクの着用をお願いいたします。
・手指消毒の徹底をお願いいたします。
・「検温」及び「体調確認書」記入にご協力をお願いいたします。
 *体調不良の方には、入館をご遠慮いただく場合がございますのでご了承願います。
・「3密」を避けるため、やむを得ず入館制限する場合がございます。
― 館内対応について
・ギャラリートークは当面の間、休止といたします。
・ラウンジでの飲料サービスは当面の間、休止といたします。
― 当館での取組について
・常に情報収集に努め、感染の予防、防止に細心の注意を払います。
・スタッフは毎日検温し、マスク着用にて応接いたします。
・感染症拡大防止対策として、受付への飛沫防止アクリル板を設置し、手指消毒液の設置、マスクの準備、定期館内清掃を強化いたします。

最新の情報は上原美術館ホームページやtwitter、facebookで発信しておりますので、ご来館の際は事前にご確認いただけますと幸いです。新型コロナウイルス感染症の感染 予防・拡散防止のため、ご理解・ご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

公益財団法人 上原美術館

臨時休館延長のお知らせ(4/8~5/31)

上原美術館は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため4月8日(水)より臨時休館しておりますが、緊急事態宣言の発令と現在の状況を鑑み、5月31日(日)まで休館を延長いたします。
再開は6月1日(月)を予定しておりますが、状況によって変更となる場合がございます。
開館の予定につきましては、当ホームページやtwitter、facebookなどでご案内いたします。
ご来館予定の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

公益財団法人 上原美術館

臨時休館のお知らせ(4/8~5/6)

【臨時休館のお知らせ】

上原美術館は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、4月8日(水)より5月6日(水)臨時休館いたします。
再開は5月7日(木)を予定しておりますが、状況によって変更となる場合がございます。
開館の予定につきましては、当ホームページやtwitter、facebookなどでご案内いたします。
ご来館予定の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

公益財団法人 上原美術館

冬のワークショップを開催します

上原美術館では、2020年2月に冬のワークショップを開催します。日本画、デッサン、ファミリー向けワークショップまで普段はなかなかできない美術体験をご用意しております。皆様のご応募をお待ちしております。

*今回のワークショップにつきましては、全て定員に達しました。

上原美術館