2018年12月15日(土)~2019年3月31日(日)
会場:仏教館
太梅寺は下田の山間に建つ歴史の古い寺院。平安時代に草庵が結ばれ、のちに曹洞宗の寺院として発展してきたと伝えられます。太梅寺には、戦国時代頃に書かれた伊豆最古の禅語録『寂用禅師語録』や、下田の地が戦国時代に戦場だったことを物語る「安国寺恵瓊奉制札」など、下田の歴史を知る上でも貴重な資料が遺されています。本展では、古文書のほか、南北朝時代に造られた地蔵菩薩坐像や、幕末に描かれた涅槃図などから、下田の歴史の一端を解き明かしていきます。