会期:2021年4月29日(木・祝)~9月26日(日) 会期中無休
*2021年4月19日(月)~4月28日(水)は展示替えのため全館休館となります

作家・谷崎潤一郎は随筆『陰翳礼讃』において近代日本の陰翳の本質を論じました。かつて金箔が施された仏像は暗い堂内で「沈痛な美しさ」を見せ、絵画は床の間で「陰翳に深みを添えるもの」として鑑賞されたといいます。本展では仏像や絵画などジャンルを越えた美に見出す、現代における陰翳の魅力をご紹介します。