―日本洋画の魅力― 2015年7月11日(土)~10月25日(日)
開館から新たに101点の日本近代洋画を収蔵した上原コレクション。安井曽太郎、須田国太郎、岡鹿之助らの名品から、コレクター上原昭二氏の自宅を飾った梅原龍三郎、中川一政、香月泰男らの愛らしい作品まで、上原コレクションの日本洋画の名品を一堂に展示します。
展覧会関連イベント
展示解説(ギャラリートーク)
展示されている作品について学芸員が解説を行います。
実施日:7月25日(土)、8月8日(土)、9月12日(土)、10月17日(土)
時 間:各日とも11:00、14:00より(所要時間約30分)
場 所:当館展示室(第1展示室にお集まりください)
申 込:不要 *要入館券
美術講座(レクチャー)
スライドを交えながら学芸員が作品について詳しくお話します。
実施日:8月29日(土):上原コレクションにみる日本洋画の魅力
9月19日(土):幻のゴッホ初期作品―《鎌で刈る人(ミレーによる)》―
時 間:各日とも14:00-15:00
場 所:当館会議室
申 込:不要 *無料
ゴッホの幻の一品《鎌で刈る人(ミレーによる)》を特別展示
ベルギーのモンス美術館で開催された『ボリナージュのファン・ゴッホ―芸術家の誕生』(2015 年1 月25 日~ 5 月17 日)で話題となった当館所蔵のゴッホ作品を展示します。
ゴッホはさまざまな職業を転々とした後、ベルギーのボリナージュ地方で画家となることを志します。はじめは画家・ミレーの模写を繰り返しますが、後に自らの手でそれらを破棄します。ミレーの版画を模写した初期デッサンの中で、唯一現存するのがこの作品といわれ、長らく所在が不明となっていました。
今回、ボリナージュ地方のモンスで行われているゴッホ展に、日本から幻の作品が来たということでメディアでも大きく取り上げられました。